お客様から多く寄せられるご質問とその回答をご紹介します。
BR-500ACを「シングルクライアントモード」で使用するとき、接続先のネットワークが「ProxyARP」などの 1つのMACアドレスで複数のIPアドレスの通信を許可しない環境の場合に使用します。
IPインターセプト機能は、BR-500AC F/W:Ver.1.1.0 以降で使用できます。
【Proxy ARPについて】
・Proxy ARPとは、APが他の機器の代わりにARP応答を行う、ARP代理応答機能です。
・この機能が有効なAPは、一度通信した機器のMACアドレスとIPアドレスの組を記憶しており、一つのMACアドレスに対して一つのIPアドレスのみ許容します。
・弊社ブリッジ製品は、有線機器と一つのMACアドレスを共有し、それぞれが別のIPアドレスを使用して通信する仕様となっており、弊社ブリッジ製品に付与されているIPアドレスとMACアドレスの組がAPに記憶された場合、同じMACアドレスで別のIPアドレスを持つ有線機器は、ブリッジを介した無線通信が出来なくなります。
【補足】
・BR-500AC が「シングルクライアントモード」「IPインターセプト:無効(または搭載前)」のとき、TCP/IP設定で「DHCPクライアント:無効」「IPアドレス:0.0.0.0」の場合は、リンクローカルアドレスで動作します。
・「IPインターセプト機能:無効(または搭載前)」では、BR-500AC は「シングルクライアントモード」でも有線LAN機器とは別のIPアドレス(DHCP取得、固定IPアドレスまたは、リンクローカルアドレス)で動作するため、アクセスポイント側で ProxyARPなどの機能を無効にするなど対策していただく必要がありましたが、「IPインターセプト機能:有効」により、BR-500AC は有線LAN機器と同じIPアドレスで動作するため、アクセスポイント側で機能を無効にしていただく必要がなくなります。
【IPインターセプトの「自動検出」設定について】
<有線LAN機器のIPアドレスが自動取得の場合>
・BR-500AC の「自動検出:有効」にします。
・但し、有線LAN機器に割り当てられるIPアドレスが判明しているのであれば、「自動検出:無効」にして「IPアドレス」ほかのネットワーク設定を手動で設定は可能です。
<有線LAN機器のIPアドレスが固定IPアドレスの場合>
・「自動検出:無効」にして「IPアドレス」ほかのネットワーク設定を手動で設定します。
※ 有線LAN機器のIPアドレスが固定IPアドレスで、BR-500AC の「自動検出:有効」は使用しないでください。
【サービス管理設定の「HTTPポート番号」「HTTPSポート番号」設定について】
パソコンからアクセスするとき、BR-500AC と 有線LAN機器は同じIPアドレスなので、
Webページのアクセスに同じポート番号を使用していると、先に到達するBR-500AC のwebページにアクセスして表示されます。
有線LAN機器のwebページにアクセスできるようにするには、BR-500AC の「HTTP」「HTTPS」を無効にするか、「HTTPポート番号」「HTTPSポート番号」を有線LAN機器とは異なる値に設定してください。
(ポート番号変更のイメージ)
有線LAN機器のwebページにアクセスできるようにするには、BR-500AC の「HTTP」を無効にするか「HTTPポート番号」を 80番以外に変更して、スルーするようにします。
[パソコン]----[AP] >>>>> [BR-500AC (80番ポート)]------[有線LAN機器(80番ポート)]
↓
[パソコン]----[AP] >>>>> [BR-500AC (81番ポート)]------[有線LAN機器(80番ポート)]
【webページアクセスについて】
・HTTPプロトコルによるWebページアクセスには、通常は 80番ポートが使用されます。
HTTPポート番号を変更した場合は、HTTP でBR-500AC の Webページにクセスするには「http://(本製品のIP アドレス):(HTTPポート番号)」の書式でアクセスできます。
・HTTPSプロトコルによるWebページアクセスには、通常は 443番ポートが使用されます。
HTTPSポート番号を変更した場合は、HTTPS でBR-500AC のWebページにクセスするには「https://(本製品のIP アドレス):(HTTPSポート番号)」の書式でアクセスできます。